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第72回:「良いと思ったらスグ行動」 という精神性

なるマガ!
Vol.72 11/07/04

韓国最大の企業といえば サムスン電子 です。

ご存知の通り、
液晶関連と半導体の2本柱の事業で巨額の利益を生み出して
世界トップシェアの座を確保している企業ですね。

しかし ・・・
1月~3月期の 液晶関連が赤字に転落して、
4月~6月期も 赤字の見通しといわれています。

原因 ・・・
それは、世界的な価格下落競争についていけなくなっていることがあげられています。

もう一つの柱である半導体についても
同じく価格下落競争の波にのまれており厳しい状況にあるようです。

また、
半導体については、別の問題も抱えています。

半導体部門の最重要顧客はアップルです。

i-phone や i-pad に組み込むCPUの製造をアップルから受注しており、
2010年、半導体を中心に 約4,500億円以上と その取引額は莫大です。

ところが ・・・
サムスン電子はスマートフォンの「ギャラクシーS」 と
タブレット端末 「ギャラクシータブ」 でアップルに対抗しています。

半導体では手を組み、スマートフォンとタブレットでは競争している矛盾した構図が浮かび上がり、
4月には「操作方法の酷似」という理由からアップルが提訴して特許訴訟に発展している状況なのです。

そういったことから、
最近、アップルが半導体の委託先を他社へ乗り換えるであろうといった記事を
目にすることが多くなってきました。


そして、7月2日 ・・・
対アップルの関係改善を見越したサムスン電子の組織改編が新聞記事に掲載されていました。


32型のテレビが 3万円台って ・・・ 安いっ! @ゆるゆる係長 松井でございます!
本日も最後まで どうぞ宜しくお願いいたします!


大阪市に本社を置く 「東海バネ工業」 という会社があります。

社名のとおり、“バネ” をつくる会社ですね。

どんな会社か一言で言うと
「他社がつくれない バネ を 創り そして 作る」 会社です。

例えば、
東京スカイツリーの先端部にある「制振装置」に取り付けられた人の背丈程もある巨大なバネ。
※ 制振装置とは、高層建築などの揺れを制御する装置

3月の大震災の中、東京スカイツリーが無傷でいられたのは “このバネ” のお陰とか ・・・

また、
巨大なバネだけではなく、人工衛星に使われる直径3ミリの極小のバネなどもつくっているそうです。


今、バネ業界は、機械化、効率化、合理化が通常であるのに対して、
東海バネ工業は、高い技術力を武器に
「東海バネ工業にしか 創れない そして 作れない」 バネを手作りしている。

それだけに、手間がかかるが他社にはマネができないバネを作ることができるというのです。


この会社の5つの 「しない」 モットー = 理念 があるそうです。
それが 以下の 5つです。

1、価格競争 しない
2、値引き しない
3、大量生産 しない
4、納期 やぶらない
5、機械 頼らない

価格競争をして他社と戦うためには 「量」 をさばいていく必要があります。

そう、薄利多売ですね。

東海バネ工業の場合 ・・・
手仕事による高品質の製品を多品種で微量生産するため
そもそも大量生産することができないわけです。

ただ、
他社が入り込めない製品領域であることから価格競争する必要がなく、
それは値引きする必要もなくなるわけです。

その結果、
1注文あたり平均5個と少ない納品個数
そして 利益率 10%と業界では高い利益率 の確保に繋がり ・・・

なんと ・・・
68期連続の黒字を達成しているそうですっ!


上記の5つの 「しない」 モットーは、社員が働く上での
“誇らしさ” に繋がることで高いモチベーションになるといいます。

他にも ・・・
高い技術を持った職人だけが働ける工房があり、
最高の環境が用意された その工房で働くことを目指すことがモチベーションになるといいます。

そして、高いモチベーションにより 高品質のバネが 創られ そして 作られる。


つまり ・・・


会社は、
いかにして社員の高いモチベーションを生み出すかを意識する。

社員は、
いかにして会社の理念を実現するかを意識する。

それは、価格競争する必要のない、値引きする必要のない、
他社の先をいく製品が生み出されるサイクルとなるのです。


このような 東海バネ工業の例 は、
バネ業界に限らずとも、どの業界でも参考になる 一つの素敵な事例 といえるのではないでしょうか。


5つの 「しない」 モットー に加えて ・・・ 東海バネ工業の社長は言います ・・・
「他社のマネをしない!」 と。

確かに、
他社のマネでは、価格競争に巻き込まれ、
薄利多売を余儀なくされる状況に陥ることでしょう。

特に、
大企業ではない中小企業にとっての価格競争は
体力の消耗と疲弊がもたらされてしまうことでしょう。


「他社のマネをしない」 ということは 「独創的である」 に繋がります。


中小企業にとっては、
他社のマネではない、他社にはない、
独創的な 商品・サービス・提案 を 見出すことは不可欠ともいえるでしょう。


では、独創的な 商品・サービス・提案 を見出すために必要なことは何か?


画家であり、陶芸家であり、書道家であり ・・・
また、美食家だった 北大路 魯山人 (きたおおじ ろさんじん)の著書
「料理王国」 に収められた “料理の第一歩” より。
※ 以下引用


一人の男がいた。
女房が去った後は独りで暮らしていた。

その男はこんなことを考えた。
「まず土地を見つけることだ。よく肥えた土地を。そしてそこへ野菜を植えるのだ。毎日野菜が食べられるぞ」
けれど、男は土地を探すことをしなかった。

男はあくる日、こんなことを考えた。
「野菜もいいが、牛を飼うのだな。そして、豚も飼うのだな。おいしい肉が食べられるぞ」
でも、男はなにもせずにごろごろしていた。

おなかがすいたので残りのパンをかじっていた。
その男の頭が、なんだか少しふくれているようだ。

あくる日、男は考えた。
「待て待て、自分で料理だってできるぞ。
そう動きまわらなくとも、手をのばせば用事ができるような便利な台所をつくることだ。清潔な明るい台所を」
だが、男は実際はなにもしなかった。

おなかがへってきたので、パンを食べようと思ったが、
もうパンがなくなったので、米びつの米を生のままかじって考えた。

「待て待て、台所もいいが、それより先に、働きやすいような、身軽な服装をこしらえることが第一だな」
それでも、なにもしないで、女房が部屋のすみの棚においていったりんごをかじった。

その男の頭が、少しふくれたようだ。
「そうだそうだ、果樹園を作ろう。新鮮なくだものを木からとってすぐ食べることはすばらしいぞ」
でも、男はなにもしなかった。そして米びつの米をかじった。

とうとう食べるものがなくなると、男は小さくなった自分の足を食べてしまった。
でも、男は考えを止めなかったので、いよいよ頭が大きくなっていった。

食べるものがないので、自分の胴を食べ、手を食べてしまった。

おしまいに、この男はもう食べるものがなくなって、
考える頭と食べる口だけになってしまった。


正しいこと、いいことを考え、間違ったことを少しもいわないひとびとがいる。

そして一つも実行しない人間もいる。

料理をおいしくこしらえるコツは実行だと思う。

わたしのいうことが正しいか正しくないかをまず批判していただきたい。

そして、ああそのとおりだと思ったら、必ず実行していただきたい。

考えることも大切だ。

聞くことも大切だ。

実行することはもっと大切なことだとわたしは思う。


--- 以上、「料理王国」 に収められた “料理の第一歩” より ---


理論は、実践によって生まれるもの。

なにより ・・・
行動しなくては結果は分からないのだから。

だから ・・・
良いと思ったら 勇気を持ってスグに行動に移してみてはどうだろう、と わたしも思う。



次回の なるマガ!も どうぞ 宜しくお願いいたします!

それでは、
いつも 最後までお読みいただき、誠に有難うございます!


@ゆるゆる係長 松井

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発行:11/07/04