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第51回:Yahoo! JAPANが 検索エンジンGoogleとアドワーズ広告配信システム を採用!

なるマガ!
Vol.51 10/08/01

蓋を開けてみなくては 分かりません!

まず ・・・ ここで懺悔させていただきたく存じます ・・・
前前回の記事にて、わたくし ・・・ サーカーのワールドカップで
ドイツの優勝を予測しましたが、スペインでした。
誠に失礼いたしました <(_ _)>

「来年のことをいえば鬼が笑う。」
そう ・・・ 鬼さんに笑われてしまいましたね。

「予想のつかない 将来のことをいうことで、鬼に笑われてしまう」
ということです。

そう、今回の記事で取り上げる Yahoo!がGoogleと提携した
というニュースも予想を覆すものでした!
てっきり マイクロソフトと提携するものと思っておりましたが ・・・
いやぁ~、ビックリしましたね~

特に 今年に入って、
Yahoo!にしても、Googleにしても、Web業界全体で 変化が激しいなぁ~と
感じずにはいられません。急加速していますね。

今年も 半年を切りましたが、年末は どうなっているのでしょうか?


賞味期限切れのゼリーがありました ・・・ 蓋あけてみようかな?
@ゆるゆる係長 松井でございます!
本日も最後まで どうぞ宜しくお願い致します!


今回は、どうしても お伝えすべきニュースがございますっ!

そう、先週の7月27日に大きなニュースが飛び込んできました!
それは「Yahoo! JAPAN が Googleの検索エンジンとリスティング広告配信システムを採用する」
という発表です。

マイクロソフトの法律顧問であるBrad Smithも
「今回の提携は、日本において有料および無料の全検索に関し、
事実上100%をGoogleに与えることになる」
とコメントを出しました。

また、ソフトバンクの代表取締役社長である孫正義氏も
「米Yahoo! が検索エンジン継続を断念することになったので、
マイクロソフトのBingかGoogleか、その他か、どれを使うか選択しなければならなくなった。
米Yahoo! が提携したBingも真剣に相当検討したが、
日本語による検索結果が不十分だと判断したため、既に実績のあるGoogleに決めた」
とコメントを出しました。


米Yahoo! では、2009年に、検索エンジンとリスティング広告配信システムの提供を
マイクロソフトから受けることを決定し、2010年年内 もしくは 2011年頭をメドに
移行完了する動きが 既に始まっているようです。

「アメリカでは ・・・ Yahoo! リスティング広告 は マイクロソフト adCenterへ移行!?」
>> なるマガ!第49号 http://www.aqua-web.jp/magazine/100705.html

つまり、米Yahoo! では、
・Yahoo!の検索エンジンをマイクロソフトが提供するBingに移行
・Yahoo!リスティング広告をマイクロソフトが提供する広告配信プラットフォームであるadCenterに移行

これに対して Yahoo! JAPANでは、
・Yahoo!の検索エンジンをGoogleに移行
・Yahoo!リスティング広告をGoogleが提供する広告配信プラットフォームである アドワーズに移行
ということですね。

尚、Yahoo! JAPANにおける 上記システムの移行時期は未定ながら 年内か?
といった情報もあります。


2010年8月1日の段階では、憶測レベルの情報も流れており 明確に断言はできないのですが、
大枠の移行内容は以下3点のようです。

1、自然検索結果がGoogleと同じになる。
 (インターフェースはYahoo! JAPAN独自のものが採用)
2、Yahoo! リスティング広告配信システムは、アドワーズのシステムを採用する。
3、オークションやショッピング、知恵袋といった独自のコンテンツ結果は、
  Googleの検索結果に統合表示される。


ここで、1と2について、取り上げたいと思います!


1、自然検索結果がGoogleと同じになる。
(インターフェースはYahoo! JAPAN独自のものが採用)

今回のニュースが発表されたのを境に、いくつかの憶測記事が見られるようになりました。

まず、
「Yahoo! JAPANとGoogleの検索結果が同じになることで、
Yahoo! JAPANとGoogleを使い分ける意味がなくなるのでは?」

さらに ・・・
「Yahoo! JAPANとGoogleの検索結果が同じになれば、
今まで、Yahoo! JAPANとGoogleの検索結果の違いから 両者を使い分けていた理由がなくなり、
Yahoo! JAPANを主として利用していたユーザーは Googleを利用しなくなる。」

また ・・・
「今まで、Googleを利用していたユーザーが Yahoo! JAPANへ流れていく。」

結果として、
“Yahoo! JAPANによるGoogle潰しに繋がるのでは?”
といった感じです。

日本における 検索エンジンの利用シェアは、
Yahoo! JAPANが 約60%、Googleが 約40% ですが、
上記を踏まえると、Googleの40%のシェアが より低くなっていくのではないかという予想ですね。

上記は、「両社の検索結果が 同一になる」 という前提があります。


ところで、検索エンジンのBIGLOBEやgooは、Googleの検索エンジンを利用しています。
では、BIGLOBEやgooは、Googleの検索エンジンと全く同じ検索結果をもたらすかというと
・・・ そうではありません(大方 同じではありますが)。

また Googleの場合、
2009年12月より Googleパーソナライズ検索が
ブラウザのcookieベースでも行われるようになっています。

つまり、自分の使用しているブラウザでパーソナライズ検索を無効設定にしない限り、
過去の検索履歴に基づいて ユーザーごとに検索結果が
カスタマイズされるようになっているのです。

例えば、
・同じキーワードで何度も検索していると、パーソナライズされる確率が高くなります。
・同じキーワードで同じリンクをクリックしていると、そのリンクは上位に表示されやすくなります。

そういったことから、
「全国のPCで 検索キーワード “リンゴ” と検索した際、皆 検索結果が同じ順位である。」
という前提はないわけです。

そして、Googleのアカウントにログインしている状況でも同じことがいえます(Gmailを利用している場合等)。

このGoogleパーソナライズ検索は、Yahoo! JAPANでは導入されない可能性があるため、
Yahoo! JAPANとGoogleは 同じ技術をベースにしながらも、
異なる検索結果をもたらすことになりえるわけです。

これらを考慮すると、
「Yahoo! JAPANとGoogleの検索結果が 同一になる。」という前提もなくなることから、
Yahoo! JAPANとGoogleを使い分ける理由はありますし、
Googleを利用していたユーザーは (Yahoo! JAPANへ流れず)Googleを利用し続ける理由もありますし、
そもそも Yahoo! JAPANとGoogleを使い分けるリテラシーの高いユーザーが
全体に占める割合は そこまで高くない ・・・

つまり、
「Yahoo! JAPANとGoogleの検索エンジンの利用シェアに大きな変化は出ないのでは?」
とも想像されるわけです。


尚、Yahoo! の SEO対策ですが、
今までのような バックリンクを増やすことによるSEO対策は、
今後 効かなくなる可能性が高いかもしれません。


2、Yahoo! リスティング広告配信システムは、アドワーズのシステムを採用する。

Yahoo! リスティング広告 (PC 及び モバイル) については、
広告配信のベースとなる技術提供元がアドワーズへ変更されるのみで、
管理画面のインターフェース、キーワードの入札方法、
入札価格 (最低入札価格、クリック単価等) は今まで同様維持され、
Yahoo! リスティング広告とアドワーズは、日本市場で競合関係のままとのことです。

また、インタレストマッチ広告はYahoo! JAPAN独自のものであり、引き続き変更なくサービスが提供されるようです。

Yahoo! リスティング広告 公式ブログ >> http://blogs.yahoo.co.jp/listing_ads/16807614.html


ということで ・・・ 大きな変化はないのかな? なんて思わせるものですが、
細かいシステムの仕様変更や新機能の追加は 随時あるのではないかと考えております。

アドワーズ広告では できることでも、
Yahoo! リスティングでは できないことが いくつかありますから ・・・

例えば、
広告の時間帯配信設定、スマートフォンやi-padをターゲットとした配信設定、
クリック単価の詳細設定等、
また、アドワーズの除外キーワード設定における仕様と
Yahoo! リスティングの対象外キーワード設定の仕様における違い、
などなど、そういった部分の機能追加が考えられますね。


ところで、現段階で、アドワーズの広告配信システムへ移行することと関係ないのかもしれませんが ・・・
ニュースが流れた7月27日当日~31日にかけて、
Yahoo! リスティング広告の管理画面ではデータの反映が大きく遅れて、
28日になっても、29日になっても、反映されるデータは 27日の11時30分のままでした。
8月1日になって ようやくデータが正常に反映されつつありますが (5、6時間遅れ)、
問題なく移行できるか心配です~


さて、個人的に気になるのは、
「検索エンジンとリスティング広告配信システムの提供を
Yahoo! JAPANが受ける契約の期間は当初2年」
という部分ですね。

先に述べましたように、
米Yahoo! では、
・Yahoo!の検索エンジンをマイクロソフトが提供するBingに移行
・Yahoo!リスティング広告をマイクロソフトが提供する広告配信プラットフォームであるadCenterに移行
が進んでいます。

当初、この流れは日本にもくるものだと思われていました。
ただ、米で 今年から来年にかけての移行期間を考えると、
日本には 早くて来年後半以降だと予想されたわけです。

つまり、
Yahoo! JAPANが スグにでもBingとadCenterの導入を見込めないため、
一旦Googleと提携し、米Yahoo!における BingとadCenterのシステム運用が安定し、
かつ 日本語による検索結果が十分になれば、
2年後は マイクロソフトに移行ということもありえるわけですね。
そういった意味では、契約期間の2年は、ちょうど適した期間なのではないかと感じます。


いずれにしましても、
「Yahoo! JAPAN が Googleの検索エンジンとリスティング広告配信システムを採用」
の詳細については、これまた 蓋を開けてみなくては 分かりません。

ただ、Yahoo!がGoogleと提携したという事実は決定したことですので、今回の記事で取り上げました!

今後、取り上げるべく トピックがありましたら お伝えしたいと思います!



次回の なるマガ!ですが、お盆明けの 8月17日(火)に発行させていただきます!
どうぞ 宜しくお願いいたします!

それでは、
いつも 最後までお読みいただき、誠に有難うございます!


@ゆるゆる係長 松井

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発行:10/08/1